じ・ば・子のおうちとは?

じ・ば・子のおうちとは、「じいちゃん」、「ばあちゃん」、「子ども」での多世代間交流を目的として、岡山県津山市城東地区で行われている活動です。この活動の中で子どもはじいちゃん、ばあちゃんから長年生きてきた中で培ってきた「知恵」や「技術」を学ぶことでお年寄りを尊敬し、敬う心を養うことを目的としています。一方、じいちゃん、ばあちゃんは子どもと接することで、子供を見守るという役割を得ること。また、引きこもりがちな高齢者の外出の機会づくりを目的としています。

 


「じいちゃん、ばあちゃん、子どもたち、みんなのおうち」


 

 美作大学社会福祉学科の学生は、この城東地域で行われているじ・ば・子のおうちの活動に関わらせてもらう中で、普段の大学での講義では体験できない地域福祉を実践的に学習しています。活動としては地域住民や子どもたちと行う、居場所事業や三けん活動、子ども委員などの活動があります。

 美作大学社会福祉学科の学生にとってじ・ば・子のおうちは地域の中の活動の場であり、第二のキャンパスです。

じ・ば・子の活動

〇子どもの居場所事業

 月2回、第1週、3週の土曜日に活動を行っています。子どもの居場所をつくることで子どもは高齢者から、高齢者は子どもからとお互いがつながりあうことで地域の中で知った顔をつくり、地域の全員で子どもを見守ることを目的としています。また、年に何回か大きな行事としてじ・ば・子の文化祭やじ・ば・子の運動会、七夕といった季節の行事等も行います。

〇ヨガ教室

 月1回、主に高齢者を対象として、ヨガ教室を開いています。

〇高齢者講座

 月1回、主に高齢者を対象として講師の方を招き、消費者問題や健康、日常生活に関する様々なことについての講座を行っています。

Facebook